ブラックジャックのルールは戦略を楽しめるのが特徴!
オンラインカジノには数多くのテーブルが用意されるブラックジャックですが、ブラックジャックのルールは慣れれば難しいものではありません。プレイヤーのアクションにより勝敗が左右されるので、戦略を立てる楽しみがある点もブラックジャックのルールの魅力です。

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ブラックジャックのルールの概要
ブラックジャックのルールは、プレイヤーとカジノディーラーが勝負して勝敗が決まるというものです。双方にカードが配られて、その合計数が「21」に近いほうが勝ちます。
勝てば賭け金は倍になって戻り、負けると賭け金はそのまま没収されます。プレイヤーは何枚でもカードを追加できるのが特徴です。
実際のカジノもオンラインカジノも、ひとつのテーブルに参加できるプレイヤー数が決まっています。そのためオンカジのライブカジノでは、かなり多くのブラックジャック専用テーブルが用意されてます。
ブラックジャックのゲームの流れ

ブラックジャックゲームがどのように進行するのかを簡単に説明します。ここではオンラインカジノを例にしていますが、基本的に実際のカジノも同じ流れとなります。
まずゲームをプレイするテーブルを選びます。テーブルに参加できるプレイヤー数は決まっているので、満席のテーブルではゲームができません。またテーブルごとに賭けるチップの上限と下限が決まっています。
初心者は最低ベット額が低いテーブルを選ぶとよいでしょう。
テーブルを選んだらチップをベットして、ディーラーがプレイヤーに2枚(すべて表向き)配り、自身にも2枚(1枚は表向きで1枚は裏向き)を置きます。
プレイヤーは順番に追加のカードをもらうかオプションを選択するかのアクションをします。すべてのプレイヤーのアクションが終わると、ディーラーは裏向きのカードをオープンし、必要であればカードを追加して勝敗が決まります。
プレイヤーは勝てば配当金を受け取り、次のゲームへ移ります。
ブラックジャックのルール

それではブラックジャックのルールを解説します。
1. チップをベットする
最初にプレイヤーがテーブルにチップを置いてベット(賭けること)します。オンラインカジノはチップの金額を選択し、必要な枚数分だけチップを置く場所をタップします。
テーブルごとに賭け金の上限と下限が決まっているので、その範囲内でベットしましょう。オンラインカジノのライブカジノにはベットできる時間がカウントダウンされるので、時間内にベットします。
2. ディーラーがカードを配る
プレイヤーがベットを終えたらディーラーがカードを配ります。シューと呼ばれるボックスにシャッフルされた何組かのトランプカードが収納されているので、1番上から1枚ずつ引いていきます。
カードを配られたプレイヤーは順番にアクションを決定し、ディーラーはカードを追加するなどの対応をします。
3. プレイヤーのアクション
プレイヤーはカードの合計数が「21」に近づくように追加のカードをもらえます。必要だと思えばテーブルを叩いて「ヒット」を宣言し、カードを1枚もらいます。
合計数が「21」を超えると、その時点で負けとなるので注意しましょう。追加のカードは不要と判断したら、手を左右に振って「スタンド」を宣言します。オンカジではヒットやスタンドと書かれた部分をタップするだけです。
もし最初の2枚が「21」であれば、ディーラーもブラックジャックとならない限り勝ちとなり2.5倍の配当を受け取ります。
4. ディーラーのアクション
ディーラーのアップカードが「A」であれば、プレイヤーがアクションをする前に保険をかけるかを聞きます。そして裏向きのカードを確認し、「10」か「絵札」であれば「ブラックジャック」となりプレイヤーは負けとなります。
アップカードが「A」でなければプレイヤーのアクションが終わったあとに裏向きのカードをオープンします。そして合計数が「17」以上になるまでカードを追加します。
もし合計数が「21」を超えたらバーストとなりプレイヤーの勝ちとなります。21以下であればプレイヤーの合計数と比べて勝敗が決まります。
カードの数え方
ブラックジャックのルールでは、カードの数字は次のように数えます。
- A→「1」か「11」のどちらか(好きなほうを選択)
- 1から9までの数字→そのままの数字
- 10と絵札→「10」として数える
最初の2枚が「A」と「10」(あるいは絵札)であれば、ナチュラルとしてブラックジャック成立となり勝利が確定します。
配当について
ブラックジャックのルールでは、プレイヤーが勝てば賭け金の2倍の配当金を受け取ります。つまり賭け金と同額の利益というわけです。
もし最初の2枚の合計数が「21」でディーラーに勝てば、配当は2.5倍となり利益は賭け金の1.5倍になります。ただしディーラーもブラックジャックであれば引き分けとなります。
プレイヤーとディーラーのカードの合計数が同じなら引き分けとなり、賭け金はそのまま戻ります。
ブラックジャックのオプションルール
次に「オプション」と呼ばれる特別ルールを解説します。
スプリット
スプリット(SPLIT)は同じ数字のカードが配られた時に、その2枚を分割できるオプションです。ベットしたチップと同額を置けば、それぞれのカードに対してあたらにカードを追加できます。
「A」が2枚であればスプリットできるのは1回のみですが、ほかのカードなら同じ数字が追加された場合にさらにスプリット(最大4セットまで)できます。
ダブルダウン
ブラックジャックのダブルダウン(DOUBLE DOWN)は追加するカードを1枚のみと宣言することで、ベット額を2倍にできるオプションです。ブラックジャックのルール上、配られるカードの3分の1ほどは「10」か絵札のカードとなります。
そのため最初の2枚の合計数が「9」から「11」であれば、絵札や「10」が追加されると勝てる可能性が高くなることを利用したオプションです。
サレンダー
サレンダー(SURRENDER)は勝ち目がないと判断してゲームから降りる時のオプションです。ベットした金額の半分が戻ってきます。
たとえば自分のカードの合計数が「5」のように小さく、ディーラーのアップカードが絵札であるような場合、勝つ可能性は低いと判断できます。
インシュアランス
インシュアランス(INSURANCE)はディーラーのアップカードが「A」の時、ブラックジャックが完成していることに備えた保険のオプションです。ベット額と同額を保険として支払います。
もしディーラーのもう1枚が「10」か絵札であれば、ブラックジャックが完成してプレイヤーは無条件に負けます。しかしインシュアランスを宣言すれば、最初にベットしたチップは没収されますが、保険として置いたチップは2倍になって戻り、プラマイゼロとなります。
もしディーラーがブラックジャックでなければ、インシュアランスで置いたチップはそのまま没収されます。
イーブンマネー
イーブンマネー(EVEN MONEY)はプレイヤーがブラックジャックであり、ディーラーのアップカードが「A」の時に選択できるオプションです。ディーラーがブラックジャック(引き分け)であってもそうではない(プレイヤーの勝ち)場合でも、賭け金の等倍の配当を受け取れます。
ブラックジャックの特徴
ブラックジャックのルールからみる特徴を把握しておきましょう。
プレイヤーのアクションが勝敗につながる
プレイヤーはディーラーからカードを2枚受け取ったら、その合計数を計算します。そして合計数が「21」を超えないように何枚でもカードを追加でもらえます。合計数が「21」を超えると負けるので注意が必要です。
このようにプレイヤーのアクションにより勝敗が決まることが、ブラックジャックのルールにおける大きな特徴となります。初めて遊ぶ人はある程度プレイして慣れておくとよいでしょう。
ブラックジャックには攻略法がある
実はブラックジャックにはカードを追加するかどうかの判断に役立つ「ベーシックストラテジー表」というものがあります。
これは確率をもとに、カードの合計数に応じた最適なアクションをまとめた表です。初心者でもこのベーシックストラテジー表を使うことで、有利にプレイできます。
ブラックジャックの用語
覚えておきたいブラックジャックの用語を説明します。
- ディーラー : カジノ側のゲーム進行させるスタッフ
- ブラックジャック : カードの合計数が2枚で「21」になること
- ナチュラル : ブラックジャックの別名
- アップカード : ディーラーが見せる1枚のカード
- ベット : チップを賭けること
- ヒット : 追加のカードをもらうこと
- スタンド : 追加のカードは不要のこと
- バースト : カードの合計数が「21」を超えること
- プッシュ : 引き分けのこと
ブラックジャックの攻略法
ブラックジャックのルールは、プレイヤーのアクションにより勝敗が左右される内容となっています。そこで有利にプレイするためのブラックジャックの必勝法として有名な攻略を紹介します。
ベーシックストラテジーの活用
ブラックジャックには「ベーシックストラテジー表」というマニュアルがあります。これは配られたカードの合計数ごとに、どのようなアクションをするのが適切なのかを示すものです。
特にブラックジャックのルールに慣れない初心者の方でも、このベーシックストラテジー表のとおりにプレイすればある程度の優位性は確保できるでしょう。
【ベーシックストラテジー表】

Hは「ヒット」でカードを追加する、Dは「ダブルダウン」、Sは「スタンド」、Rは「サレンダー」です。
カードカウンティング
ブラックジャックには「カードカウンティング」という必勝法があります。これは数学者のエドワード・ソープ氏が考案したもので、カジノ相手に大勝ちした実話が映画になったことでも有名です。
その特徴はプレイヤーに有利となるカードがあることを利用し、シュー内に残ったカードを推測してベットする金額を増減させるというものです。
オンカジのブラックジャックの特徴

オンラインカジノで遊べるブラックジャックの特徴を説明します。
2つのタイプのブラックジャックゲーム
オンラインカジノには、コンピュータと対戦する「テーブルゲーム」と実際のカジノディーラーとプレイする「ライブカジノ」の2種類でブラックジャックをプレイできます。どちらも基本的にルールは同じです。
テーブルゲームはプログラムで動作するものです。ベットできる制限時間がないので、プレイヤーの好きなタイミングでゲームを進めることができます。
ライブカジノはスタジオでディーラーがゲーム進行させている様子をライブ配信しています。ベットできる時間制限時間がある点に注意しましょう。テーブル数が多いので、空いているテーブルを探してゲームに参加できます。
オンカジで遊べる、ブラックジャックの種類
オンカジのライブカジノには、ブラックジャックのルールが異なるテーブルがあります。
スピードブラックジャック
プレイヤーが早い順にアクションを行うので、通常のゲームよりもスピーディにプレイできます。ブラックジャックのルールは通常のものと変わりありません。
インフィニットブラックジャック
テーブルに参加できる人数に制限がないタイプです。ひとつのハンドに対して複数のプレイヤーがアクションできる仕組みになっています。通常のブラックジャックとルールは同じです。
ブラックジャックマルチハンド
こちらはテーブルゲームで遊べるブラックジャックで、複数のハンドを1人で同時にプレイできます。もちろんブラックジャックのルールそのものは通常のゲームと同じです。
ブラックジャックに関するFAQ
ブラックジャックにおける疑問点にお答えします。
ブラックジャックをプレイする際に使われるトランプは、ジョーカーを除いた全52枚です。ブラックジャックでは基本的にジョーカーを使いません。
ブラックジャックは基本的に一人ひとつのハンドで勝負しますが、配られた2枚のカードが同じ数字のカードだった場合、2つに分けて(スプリット=分割するという意味)、それぞれにもう1枚カードを足し、2つのハンドで勝負する事ができます。
オンラインカジノなら1ドルからベットできます。実際のカジノは最低で数ドルは必要なので、オンカジなら手軽にプレイできます。
ブラックジャックの還元率は99%ほどになると言われます。ベーシックストラテジー表を使えば100%を超える可能性もあります。もちろん勝つ時も負ける時もあるので、一時的には損失が出ることは留意しておきましょう。
ブラックジャックのカードカウンティングはランドカジノでは禁止されています。オンカジではチェックしているかどうかサービスによって異なると考えられます。 またテーブルゲームには「シュー」という概念がないので、カウンティングは通用しません。1枚ごとに52枚からランダムに選ばれるからです。
ブラックジャックのルール まとめ
ブラックジャックのルールはそう難しくはありませんが、プレイヤーのアクションが勝敗を左右する特徴があります。そのため戦略を立てられるのがブラックジャックの魅力と言えるでしょう。初心者でもベーシックストラテジー表を使えば、有利にプレイすることが可能です。まずはブラックジャックをプレイして、その戦略性を楽しんでみたらいかがでしょうか。